プロが本音でお答えします!「海外旅行保険は必ず入った方がいいですか?」

海外と言えば海外旅行保険、というくらい一般的な保険ですが、ネットにはたくさんの質問が掲載されています。

でも、保険会社や旅行代理店のサイトでは、通り一遍の答えばかりYahoo知恵袋などでは、どれがベストの答えか分からない、、、

そこで、弊社にいただいたもの、Yahoo知恵袋などネットで見かけるものなど、よくある質問・疑問に、海外旅行保険のプロが本音でお答えします!

今回は、以下4つのご質問です。
Q1,海外では、海外旅行保険は必ず入った方がいいですか?
Q2,高齢の両親との海外。海外旅行保険はいくつまで入れますか?
Q3,永住権を持っていますが、日本の海外旅行保険に入れますか?
Q4,長期で海外に滞在しますが、海外旅行保険は2年までしか入れないのでしょうか?

Q1,海外では、海外旅行保険は必ず入った方がいいですか?

海外旅行保険の大切さは、渡航する国によります。

31日以内の海外旅行や出張なら、格安サイトを利用すれば最近ではとってもお安くなっていますので、旅行代金の一部と考えて必ず入られてもいいでしょう。

問題は、長期に渡って海外でビジネスをされたり、ご滞在される場合です。保険料だって決して安いものではありません。

そこでプロが教える、海外長期滞在の海外旅行保険の必要性は、以下の4つで考えてください。
①訪問、滞在する国
②ご年齢
③現地のリスク
④訪問、滞在するエリアの医療環境

何と言っても、①の訪問・滞在する国がどの国か、これが保険に入るかどうかの最大のポイントです。

アメリカでは、盲腸や骨折程度で数百万円!となりますが、日本と医療費水準が変わらない国だってあります。そういう国なら、必ず海外旅行保険が必要とは言えないでしょう。

海外療養費還付で対応することも可能です。

次に②ご年齢ですが、10歳未満もしくは65歳以上の場合は、病気や骨折などのケガが発生する率が高い年代。ご加入をお勧めします。

③の現地リスクですが、例えば中国の鳥インフルエンザや以前韓国で流行したサーズやマーズなど、現地で感染病などが発生しているエリアであれば、海外旅行保険はとても重要となります。今年は沖縄でもはしかが大流行しました。

テロや自然災害なども必ず確認しておいた方がいいでしょう。

最後に④の、訪問、滞在するエリアの医療環境ですが、いわゆる観光地や奥地などで、医療設備が整っていないエリアに行く場合も、緊急移送費用などの通常の医療費以外にかかる莫大な費用に備えて、海外旅行保険は大きな安心になります。

プーケットなどの有名な観光地でも、以前ホテルのプールで溺れて仮死状態になったお子様が、バンコクまで飛行機による緊急移送が行われた例もあります。

条件に該当する方は、特に海外旅行保険は不要です。

上記をトータルで考えると、例え海外であっても、医療費は日本の医療費と同程度であり、ご年齢が10歳〜65歳、特に現在健康状態にも問題無く、訪問先にリスクが無ければ、クレジットカード付帯の海外旅行保険でも十分、ということになります(但し出国後90日以内まで)。

逆に言えば、アメリカのような驚くほど医療費水準が高い国に渡航する場合には、期間やクレカ付帯の保険の有無にかかわらず、絶対にご加入しなければならないということです。

尚、現地の医療費水準やリスク状況などは、外務省のホームページで確認が出来ますので、不安な方は是非ご覧になることをお勧めします。

Q2,高齢の両親との海外。海外旅行保険はいくつまで入れますか?

海外旅行保険は、いくつまで加入できますか?

元気なシニアがどんどん海外旅行や海外生活に出ていく時代。

80歳を越えての海外旅行なんて、今や当たり前です。

では、海外旅行保険は何歳まで入れるのでしょうか?

答えは、31日以内までの期間なら、多くの保険会社で年齢制限がありません。3ヶ月以内もいくつかでOK。

では、3ヶ月以上ではどうでしょうか。

私が調べた限りでは、70歳ジャストなら2社、71歳以上は大手の1社のみで加入が可能でした。

ネットを見ると、「いくつかの会社で入れる」と言っていますが、その1社以外は一番重要な「治療救援費用」は付けられないなど、あまり意味の無い補償となっていますのでご注意を。

Q3,永住権を持っていますが、日本の海外旅行保険に入れますか?

海外で永住権を持っていますが、海外旅行保険に入りたい!

最近では、様々な理由で外国の永住権をお持ちになっていらっしゃる日本人の方も増えています。

そのような方々から、現地の医療保険は補償が満足では無い、使い勝手が良くない、と日本の海外旅行保険への問合せが増えています。

大前提として、「日本への帰国予定が無い方」は契約出来ません。

永住権についてはどうでしょうか。下記のケースでは契約が出来ません。

A保険会社:永住権を持っている国へ移住する目的で渡航する場合

B保険会社:海外に永住される方

となっています。

つまり、将来帰国の予定があるなら、永住権を持っていても、それ以外の国で生活される場合や、移住目的で海外生活をされるのでは無いなら、契約が出来る保険会社もある、ということになります。

このような場合には、個別にご相談ください。

Q4,長期で海外に滞在しますが、海外旅行保険は2年までしか入れないのでしょうか?

海外に長期で滞在するので、2年以上海外旅行保険を契約したい。

これは、一度に契約できる最長期間が2年ということで、その後は更新手続きをしていくことになります。

日本の医療保険などのように、10年更新や終身契約はありません。

高額な支払いも多数ある海外旅行保険では、そんな契約をしたら、保険会社が破綻してしまうからです。

ですから、どんなに長く契約できる会社でも2年契約までとし、更新時点でどのくらいの保険金が払われたかをチェック

利用が多額になっていれば、更新を断るという仕組みになっています。

以上、いかがでしたか?

今後も、よくあるみなさんからのご質問や疑問を、分かりやすいようにお答えしていきます!
※参考記事
[blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/foreign-ministry/” title=”外務省が日本の海外旅行保険加入を特に推奨する、14の国。” content=”外務省では、アメリカを筆頭に特に海外旅行保険が必要だという14の国を、ホームページに記載しています。”] [blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/care-of-old-age/” title=”80歳以上の海外旅行保険!年老いた両親を海外に呼び寄せる編” content=”一般の海外旅行保険は69歳までとなっていますが、いくつになっても長期で契約できる保険会社だってあるんです!”] [blogcard url=”https://www.kaigai-hoken.info/2-year_contract/” title=”急な帰国、月単位返金可、海外旅行保険最長2年契約がベストな理由。” content=”長期で海外に滞在されるあなたなら、海外旅行保険は最長の2年でご契約されるのがベストです。その理由をお話します。”] 最後までお読みいただい、ありがとうございました!

海外でも日本でも安心な、日本の海外旅行保険まとめ

  • 誰もが知っている海外旅行保険ですが、細かい説明を受けることは殆どありません。ですから、ネットでは多くの質問が飛び交っています。
  • 保険会社のサイトでは、通り一遍の回答ばかり。Yahoo知恵袋などでも、どれが正解なのか分かりづらいと思います。
  • 規定の隅から隅まで読んで研究した、海外旅行保険のプロが今後も様々なご質問や疑問にお答えします!
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