10月に入ってすぐ、ハワイの医師から連絡をいただきました。
その内容は、ハワイで低所得者向けに提供されていた「クエスト」という医療保険が、突然条件を厳しくしたことによって大勢の方々が無保険になり始めている、というもの。
先生としては、困っている人たちを一人でも多く救ってあげてほしいので、今まで以上に「一時帰国不要・日本の海外旅行保険」の普及に力を入れて欲しいとのことでした。
クエスト(Med-Quest)とは
【クエスト(Med-Quest)とは】
ハワイ州には「クエスト(Hawaii QuestまたはMed-Quest)」と呼ばれる低所得者用の無料公的健康保険制度があります。これは所得が一定以下の米国市民か、合法的移民であるハワイ州民に与えられる、連邦政府の補助を受けた州政府運営の健康保険制度です。保険料は無料ですが加入には一定の条件があります(下記)。
【クエスト(Med-Quest)申請条件】
ハワイ州民
米国民または合法的移民
ソーシャル・セキュリティ・ナンバーの提示
公的施設に居住していないこと
65歳以下
盲目または身体障がい者でないこと
勤務先の健康保険に加入できないこと
一定以上の資産を所有しないこと(妊婦と19歳以下の子供は除く)
収入が一定以下であること〜〜ハワイに住むnetより〜〜〜
弊社で提供している日本の海外旅行保険
弊社でご案内している日本の海外旅行保険は、「日本出国後」・「海外滞在中」でも一時帰国をせずにお申込みいただけます。
また、海外に永住権・市民権をお持ちの方でも、ご加入のサポートが可能です。
日本の海外旅行保険は、アメリカの医療保険に比べてお安い保険料で補償範囲が広く、
・通院
・入院
・クリニック
・日系クリニック
・私立総合病院
・救急外来
・処方投薬
・第三者に対する損害賠償
・携行品損害保険(盗難、スマホやカメラを落とした)
・航空機遅延費用等担保特約(年350円別途)
・傷害死亡保険金、傷害後遺障害保険金等
日常生活の思いもよらぬ事故や、思いもよらぬ病気から、金銭面での幅広い補償であなたをお守りする保険となっています。
更に期間3ヶ月を越えてご加入の場合は、、日本一時帰国中も最長30日間まで,日本での病気やケガが補償対象となります。
例えば30歳〜69歳の方のお申込みの例として、一番人気のある治療費3,000万円のプランを、1年間でご契約の場合、448,370円が保険料となります。最長2年なら896,760円です。
(10/13現在、1円0.0067$換算の場合、年間で3,004$。1ヶ月当り約250$となります)
なお、2年以降は審査によって延長・更新も可能です。
また、29歳以下の方の場合は、年間で22万前後となります。
コストをどうしても抑えたい方に
アメリカの一般の医療保険よりはお安く加入出来る海外旅行保険ですが、それでも無料だったクエストに比べれば厳しくなることも事実。
そこで「ケガの治療費は1,000万円」ですが、「病気の場合は100万円のみ」という特別なプランを、年間で328,850円の保険料にて弊社で独自開発しました。 (10/13現在、1円0.0067$換算の場合、年間で2,203$。1ヶ月当り約183$となります)
【特別プラン補償内容】
傷害死亡 500万円
傷害後遺障害 500万円
傷害治療費用 1,000万円
疾病治療費用 100万円
救援車費用 100万円
30〜69歳の年間保険料 328,850円
本来は医療費が異常に高額な北米・ハワイには、このような小さな補償商品を提供したくはないのですが、
無保険になってしまうことを考えれば、これも救済措置として価値はあると思います。
突然起こる事故には1,000万円備えて、病気については応急処置だけして一時帰国する、という選択肢が可能です。
保険期間も、1年限定では無く3ヶ月や6ヶ月などでも大丈夫。
クエストに入れなくなったことで医療の備えに困っている方は、個別にご相談ください。
元々は、皆保険制度を目指した民主党が、それがなかなか上手く行かないために低所得者の救済制度として設けた保険。
65歳以上はメディケイドがありますが、65歳までの方のための救済措置保険です。
コロナ禍で条件を緩めていたのを、ここ最近突然規定を厳しくし始めたのだとか。
そのために、保険に入れない人が一気に増えるだろうとのことです。